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• 楽患ナースについて

治療など医療における選択の支援という仕事は、患者のその後の人生に大きく影響を及ぼすものですから難しく、それ故価値のあるものです。初対面のもの同士が本音を語り合うには、相手に信頼感を抱いてもらうことが基本です。

そのために支援者は、素地として信頼感を持てる人間かどうかが鍵となります。また、“病気を治す”という従来医療の価値観をゼロにもどし、患者の語りに耳を傾け、その多様性を理解できる人であって初めて、その人らしい医療の構築を支援できます。

このように医療コーディネーターには資質と高い専門性が求められます。採用、教育には当事者である患者、家族が参画しています。どなたもご自身の経験をより良い医療に生かそうと真剣に関わって下さっています。

『自分ならこの医療コーディネーターに頼みたいか？』という厳しい目で評価しています。また、医療コーディネーター間の事例研究も頻繁に行っています。研究者、患者会との連携など学習の機会は幅広くあります。

高齢化に伴い医療はますます複雑化します。そして病気は“治る”から“共存する”対象となります。『病気についての治療法は一つだけ、うまくいけば治る、そうでなければ治らない』という単純なものから、『選択肢は複数、どれも一長一短があり、いずれも完全に元の健康状態には戻らない』というのが現代です。

このような流れの中、専門性をもち中立的な立場の医療コーディネーターはますます必要とされるでしょう。

今もそして今後も“自分らしく納得のいく医療を選択する”を支援すべく、医療コーディネーターの質にこだわり続けます。

楽患の名前の由来
病気の体験を辛く、悲しいものとしてのみ捉えるのではなく、貴重な経験として人生にプラスに生かしていけるようにという思いが込められています。楽患ねっとにご協力いただいている患者さんのアイディアです。

社名	楽患ナース株式会社
設立	平成19年7月
代表取締役	岩本貴
所在地	東京都足立区西新井栄町2-10-16　1階 TEL 03-6806-3920　FAX 03-6806-3921 地図
事業内容	医療コーディネーター*サービスの提供 医療コーディネーター*の教育 訪問看護ステーション運営 *5年以上の臨床経験を持つ看護師かつ、ＮＰＯ法人 楽患ねっとが提供するプログラムを修了し認定を受 けた者

沿革

2002年　ＮＰＯ法人楽患ねっと設立
2003年　医療コーディネーター開業
2007年　楽患ナース株式会社を設立
2010年　楽患ナース訪問看護ステーションを開設

メディア

2009/10/1

Fole10月号(みずほ総合研究所)『社会起業家という生き方』

2009/7/5

日本経済新聞『”すき間”埋める社会起業家』

2008/8/12

ニッポン放送『お早うGood Day!』8時のGOOD STORY

2008/6/18

東京新聞『この人』

2005/8/25

ワールドビジネスサテライト(テレビ東京）『患者の声を聞く新サービスとは』

2004/5/28

読売新聞『医療ルネサンス』

東京新聞(PDF:130KB)